青コケ除去洗剤とは
屋外の建造物、樹木等の表面に付着し、表面の劣化や美観を損なわせるカビ・コケ・藻・地衣植物(菌類の共生体)の
除去と発生防止のために開発した中性洗剤です。
夢に見た新築の我が家、いつまでも綺麗な家を保ちたいと大切に思う心に反して、家の外壁 を見ると、
薄い緑のコケが付着しています。このコケは当社の洗剤で除去、3年はコケの発生を防ぐことができます。
外壁や塀・ベランダ・駐車場などの場所
黒色・ 緑色の汚れが出ていませんか?
コケを甘く見ないでください
コケを放っておくと大切な家が劣化してしまいます。
コケは水分を含み、保水する事で外壁などの建材が常に湿気ている状態になります。そうすると、ゆっくりと壁面に水が浸み込み、塗膜が膨れて剥離したり外壁材が反ってしまい、雨漏り・気密性の低下、または店舗でしたら衛生面での評判が落ちてしまう事にもなりかねません。
コケとカビの違い
コケは藻類に属します。特徴としては、コケは陸上植物でコケ植物・シダ類・種子植物の総称です。胞子によって、増殖する植物の為、水分と光合成が必要になり、乾燥や日光不足により枯れてしまう事もあります。
それに比べカビは真菌類に属し、有機物の上に発する菌類、菌糸の集まりをカビと言います。カビ菌によって増殖し、適度な温度と約80%以上の湿度そして酵素・有機物があれば無制限に増殖いたします。
カビは植物ではない事で、日光が当たらなくても増殖します。一般には赤・白・黄色などで緑系ではない場合はカビと思ってください。
また、聞きなれない地依類と言う物があり、これは菌類と藻類が共生する生物です。
菌糸で作られた構造の内部に藻類が共生しており、藻類の光合産物によって菌類が生活する物です。一見コケにも似ていますが構造は全く違う物です。(良く見かける石垣、コンクリ-ト部、黒く変色している物が地依類に属する物です)
コケ類の除去方法
一般的には、高圧洗浄機を使用し壁面を水の圧力で吹き飛ばす方法と薬剤を使用して除去する方法があります。
高圧洗浄機の場合は、外壁材の表面を傷める危険性がありコンクリ-ト部には削れて表面が凹凸になる事が多く
飛沫した菌から新たに発生いたします。
また、足場が必要だったり、汚れが家の周りに飛び散ったりいたします。
いずれにせよ、今までの方法では1年程度で新しいコケが生えてきます。
商品について
外壁洗剤の特長
・屋外の建造物の表面に付着するコケ、カビ、藻、地衣植物(菌類の共生体)を根から枯らせて、発生を防止する効果があります。
・施工方法は水で希釈し対象面にまんべんなく噴霧するだけです。その後はそのまま放置し、水洗いの必要性はありません。乾いた洗剤成分がコーティング剤の役 目となり、その後の発生を抑えます。
・緑色の藻は1~7日で完全に死滅し、雨や風で流れ落ちその後数年は発生しません。
・カビや地衣植物のように黒くなっている場合は、数カ月かかります。この場合、3~6ヶ月後にもう一度施工すると、その後数カ月で完全に除去できます。 ・消毒剤で使用される薬剤を主成分とし、そのほかの成分を弊社独自の配合によって完成した中性洗剤です。
用途
・建物の外観、屋根、軒など
・住宅の塀、石段、庭石、コンクリート面、道路の縁石、墓石など
・ウッドデッキ、植栽鉢
・レンガ、タイル
・防水シート、シャワーカーテン、パラソル、テントなど
(使用できないもの:合成樹脂製品など)
作業方法
・泥などの付着物やしつこい汚れはブラシ等で除去します。
・洗浄面が乾いていることを確認します。叉前後1日は、晴天であること。
・噴霧器を使って対象面の全体に噴霧します。
・そのまま放置します。水洗いは不要です。乾いた洗剤がコーティング剤として残り、菌類の発生防止になります。
・噴霧器で散布する事で、短時間で作業は終了いたします。
・洗剤の散布後ゆっくりと効果が出始めます。
・菌類がゆっくり枯れ、完全に死滅します。
・近くの植栽には、ビニールシートなどの養生をしてから作業に移ります。
作業工程例
青藻のある場所を確認し一部分に散布し約7日間での効果の確認を行う。
お施主様に効果の確認が取れた場合、面積を割り出しお見積りを提出いたします。
施工日の決定(散布後乾燥が必要な事で作業日は晴れるか確認する)
作業時間は一般住宅の場合は、1日程度で終了します。(足場が必要な場合は別)